いびき 苦しそう(大きな音でいびきをかくので苦し…)|子どもの病気・トラブル|

急性扁桃炎(原因が細菌の場合)は抗菌薬や痛み止めなどの薬物療法が中心になります。長期間にわたって肥大・閉塞症状が持続したり、感染症を繰り返したりするようなら、手術で摘出します。. 当院では、子どもによく見られる中耳炎、扁桃炎、鼻炎などから難治性疾患に至るまで、様々な耳鼻咽喉科領域に対応いたしますので、何でもお気軽にご相談ください。. 院長は中耳炎のガイドラインを作成した教室で育ちつつ癌治療と鼻を長年診療してきましたので、小児特有の対応の仕方や耳鼻科の広い範囲を高いレベルでカバーする事が可能です。小児の中耳炎や鼻炎、いびきをきっちり治療しておかないと発育や学力、性格にも影響し大人になってからも苦しむことになることが分かっています。. ウイルスには抗生剤は効かないので、自然の回復力でウイルスを退治することになります。その間は消炎剤や鎮痛解熱剤で症状を和らげます。.

粘っこい鼻水が出ており、口で息をしているようなことがあると、耳に影響して中耳炎になっていることがあります。. 乳幼児の鼻づまりはミルクの飲みが悪くなる、いびきや寝つけないなど重い症状を引き起こします。また、長期間の鼻づまりは集中力の低下を引き起こして、学校の成績にまで影響することがわかってきました。. 集中力・注意力の低下、学力・発達の遅れなどを招く. 小児の鼻の副鼻腔という場所に炎症が起きた状態です。治療が必要となるほどの急性副鼻腔炎は稀なので、通常は副鼻腔の炎症が慢性化したケースを小児副鼻腔炎と言います。. アレルギー性鼻炎の症状を軽くするには、とにかく家の埃、ダニの糞・死骸、ペットのフケやカビなど、アレルギーの元にできるだけさらされないように環境整備をする(部屋をこまめに掃除する、余計な物を置かない、畳をフローリングに変える、など)ことです。その上で、抗アレルギー薬の飲み薬や鼻スプレーで症状を抑えていきます。. 最も一般的な中耳炎で、生後6ヶ月~5歳くらいまでの子どもに多くみられます(小学校に入学する頃には、耳管(中耳と咽頭をつなぐ管状の器官)が細長くなるので、中耳炎を起こしにくくなってきます)。原因のトップは風邪で、耳管を通じて中耳(鼓膜から奥の小空間)に細菌やウイルスが入り込み、急性の炎症が生じて膿が溜まります。特に赤ちゃんの耳管は太くて短いので、鼻やのどのウイルスや細菌が容易に中耳まで入り込んでしまいます。黄色い鼻みずを出しているような時は、よく注意してあげましょう。. 四季のある日本では小児のいびきは冬から春に悪化して、夏に軽快する傾向があります。. いびき、鼻づまりや滲出性中耳炎を起こす咽頭扁桃の腫大をアデノイド肥大と呼びます。いつも口をあけて呼吸するのは、アデノイドが鼻腔の奥をふさいでいるため鼻呼吸が出来ないためです。いびきをかくのはアデノイドが空気の通り道を狭くするためです。鼻づまりのために口をあけて呼吸をすると、乾いた空気がのどに当たり、風邪をひきやすくなります。アデノイドは10歳ころには退縮し、これらの症状も自然に治ってきます。アデノイドが原因で滲出性中耳炎になったり、耳、鼻、のどに様々な症状を引き起こす場合はアデノイドの切除が必要です。いびきや鼻づまりのために注意力散漫になったり、記憶力、思考力が低下する時は手術を考える必要があります。主治医と相談して下さい。. ご不明な点がございましたら、当院までお気軽にお問い合わせください。. また、小さなお子さんをお持ちのお母さん・お父さんが治療の際に、このスペースでお子さまを遊ばせておくこともできます。受付の見える位置にありますので、ご安心ください。. 扁桃腺や、鼻の奥にあるアデノイド(扁桃腺の仲間のリンパ組織)が大きいと、鼻づまりがおこります。いびきや中耳炎の原因にもなります。. 急性扁桃炎の原因の多くはウイルスです。プール熱をおこすアデノウィルスや、手足口病やヘルパンギーナをおこすエンテロウイルスなどです。. アデノイドの腫れや肥大があると、鼻づまりが起こりやすくなるほか、いびき・口呼吸・嚥下困難(食べ物を飲み込むのが困難になる)などの症状も考えられます。. 各病院への診療に関する質問・相談等はこちらではお答えできませんのでご了承ください).

ただ、鼻汁吸引は少し痛みのある処置でもあるので、できるだけ痛みを感じさせないように、スピーディーに、処置のあとは、すっきりと鼻呼吸ができるような処置を目指しています。. くしゃみ・鼻みず・鼻づまりが、その3大症状です。子どものアレルギー性鼻炎の場合は、成人に比べて鼻づまりが多く、くしゃみが少ない傾向があります。また、目のかゆみや充血などの症状が、成人に比べて強く現れがちです。気管支喘息やアトピー性皮膚炎、副鼻腔炎、扁桃肥大などの合併症がよくみられるのも特徴的です。. 子供は扁桃肥大やアデノイド肥大により、空気の通り道がせまいことがあります。. 小児科を受診するか、内科を受診するか悩む、というお話を伺います。. 治療前のお子さんの心のリラックス、こどもにとって当院が「行きたい場所」になるようキッズルームを完備しています。. 「チック」?と悩む前に一度 耳鼻咽喉科でチェックされてはいかがでしょうか。. 春はスギ、夏にはカモガヤ(イネ科の雑草)、秋にはヨモギ・ブタクサ(キク科の雑草)の花粉が原因です。ハウスダスト・ダニのアレルギーは1年中みられます。. 早めに治療をして、慢性化させないことが大切です。. 症状に応じた対症療法が中心となります。耳下腺炎のために食べにくい場合は、あまり噛まなくても済む、消化の良いものにしましょう。予防に効果的なのが、ワクチン接種です。任意接種ですので、希望する際は医師に相談しましょう。. お子さんのいびきは、成長などに影響を及ぼす病気が隠れている可能性があります。. パソコン・スマートフォンでインターネットから簡単に予約できる診療順番予約システムや電子カルテ導入で、患者さまの大切な時間を尊重。ストレスなくご満足いただけるようスピーディに対応いたします。. 鼻茸を切除するには、摘出手術が必要です。片方の鼻にだけ鼻茸ができている場合は、良性腫瘍である乳頭腫の恐れがあるため、医師の指示を仰いだうえで治療を行いましょう。.

健康な人でも、扁桃にはもともと様々な細菌が潜んでいます。風邪ウイルスの感染や疲労がきっかけとなり、いつもはおとなしい細菌が悪さをして急性扁桃炎を発症します。. まず声を使い過ぎないことです。また、のどに負担をかけない発声方法を習得するのも効果的です。. 口をあけて左右にみえる卵型をしたものが扁桃腺です。お子さんでは扁桃腺は徐々に大きくなって、6歳頃に最大になります。その後は自然に小さくなります。. 適切な治療をすれば多くは改善する病気です。. 口呼吸は、いびきのほかにも、睡眠時無呼吸症候群や免疫力低下などを起こすリスクが高まり、体に悪影響を及ぼします。. また扁桃腺が腫れて、高熱が続く…ということもよくあります。. 時に、溶血性連鎖球菌に感染することで急性扁桃炎や急性咽頭炎など(溶連菌感染症)を起こすことがあります。この場合は、リウマチ熱や急性糸球体腎炎、アレルギー性紫斑病などの怖い合併症を引き起こすことがあり要注意です。. 特別な治療は不要の場合が大半ですが、口の中の痛みで食べれない場合は脱水予防でたくさん水分を摂る必要があります。. 保護者の方に日頃気をつけてほしい子どもの症状を以下に記しておきましょう。. ケースに応じて鼻みずの吸引除去、抗菌薬の投与などが行われます。. 当院ではお子さんの風邪や耳鼻のどの病気も、積極的に診療しておりますので、お気軽にご相談ください。.

腫瘍ができると、片側のみ鼻づまりが起こるケースが多く見られます。ただ、この症状は、鼻腔や副鼻腔に発生した癌の知らせとして現れることもあるため、必ず耳鼻科を受診しましょう。. 「睡眠時無呼吸症候群」という病気を聞いたことはありますか?. これまで特に心配な病気はありませんでした。ほうっておいてよいでしょうか?. 鼻腔と咽頭の間が閉塞することにより、鼻づまりやいびきなどの症状が現れます。乳児では、哺乳がうまくできなくなることもあります。口で呼吸するために、しまりのない顔つきになります(アデノイド様顔貌)。また、難聴になることもあります。注意力散漫、行動に落ち着きがない、などの症状も現れます。睡眠時無呼吸症候群の原因にもなりえます。. 0歳児からできる小児専用ファイバースコープ. 睡眠呼吸障害、いびき の他に、口呼吸、食事時間の延長、起床時の目覚めの悪さ、睡眠中の陥没呼吸(胸の真ん中がへっこむ)、寝返り頻回でぐっすり眠れていない 等の症状がみられます。また、それらが長引いた場合は、多動、注意欠陥障害、学習障害、アデノイド顔貌、成長ホルモン低下(低身長)の原因となることが知られています。. たいていは当院で対応可能ですが、どうしても当院では診断や処置が難しい場合は、近隣の小児科さんや病院をご紹介いたします。.

風邪のような症状(高熱や寒気、頭痛、全身のだるさ、関節痛)と強い咽頭痛が現れます。のどの奥を見ると、両脇が赤く腫れているのが観察されます。これが扁桃炎の特徴的な症状と言えます。. 子供が発熱したらすぐに小児科に診てもらったほうが良いのでしょうか?. 何も病気が無い場合は「癖」もしくは「チック」が考えられます。. 皆さまからいただくコメント・ご意見が、私たちの活力になります。より良いサイトづくりのため、皆さまの投稿をお待ちしておりますので、ぜひ下記投稿欄からお気軽にコメントください!. 扁桃腺やアデノイド(鼻の奥にある扁桃腺の仲間)が大きい. 健康な子供は、平均して年に5-6回風邪をひくと言われており、子供はよく発熱します。風邪などの場合、例え発熱していても、元気なことがよくあります。そのような場合は、1-2日様子をみてもよいでしょう。しかし、子供がぐったりしている、機嫌が悪いなど、何かいつもと様子が違う場合は、重症の病気のことがありますので、早めに小児科の受診をお勧めします。. アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎のほかにも、鼻づまりを引き起こす原因は多岐にわたります。それぞれの原因の特徴を詳しく見てみましょう。. X線検査で副鼻腔の陰影を確認し、診断をつけます。アデノイドの増殖やアレルギー性鼻炎が合併しやすいため、これらに関する検査を同時に行います。. 軽症の場合は抗生物質や消炎剤などの服用や、炎症をやわらげる薬液を点耳することで治療します。膿が溜まって鼓膜の腫れがひどく、痛みが強い時や、熱が高い場合は鼓膜を切開して、溜まっている膿を排出します。鼓膜の切開により、耳が聞こえなくなるのではないかと心配なさる保護者の方も少なくないようですが、鼓膜はすぐに再生するので、聴力に問題が生じるようなことはありません。切開して膿を出したほうが、痛みや熱が早く取れ、治りも早くなります。. 親御さんならそういったことはあるかと思います。. 風邪などをきっかけになる中耳炎を、早く発見・早く治療できる.

RSウイルスによる乳幼児の代表的な呼吸器感染症です。RSウイルスの感染力は非常に強く、乳児の半数以上が1歳までに、ほぼ100%が2歳までに感染し、その後も一生、再感染を繰り返します。. 病気と予防アドバイス - その他の症状. 鼻がつまって口呼吸になると、のどが乾燥して、菌が繁殖しやすくなります。鼻水をしっかり取り除くことで、子どもの「自分で治そうとする力」をサポートできますので、鼻吸いだけでも、ぜひいらしてください。. さらにさらに、日中眠いため、妙にいらいらしたりする子供もいます。. 対症療法のみで、症状によって解熱剤を使います。のどの痛みから食欲低下をきたし、脱水にならないよう水分を摂らせます。. 小児の花粉症やアレルギー性鼻炎が寛解することは少なく成人まで持続します。また、小児で怖いのは喘息へと進展するケースがあります。これまでの抗アレルギー薬では症状を抑える対症療法しか出来ませんが、舌下免疫療法によりアレルギーに対する根本的な治療ができ喘息までいたることも減らせます。. 急性細気管支炎:細気管支炎による喘鳴が特徴的です。喘鳴を伴う呼吸困難の症状、「ゼーゼーヒューヒュー」を示します。. 扁桃腺に悪さをする細菌の代表は溶連菌(A群連鎖球菌)です。この細菌はのどの痛みや発熱が強く現れます。. 0歳児の鼻の中を観察することが出来る、小児用ファイバースコープが開発されました。小児専用は、細くて柔らかく赤ちゃんに優しい構造をしています。.

しかし、必要時は(溶連菌感染症、中等度以上の中耳炎、粘稠性の鼻水、マイコプラズマ感染症疑いなど)は、ガイドラインに準拠して処方しています。. 最も多い合併症は髄膜炎で、その他には髄膜脳炎、睾丸炎、卵巣炎、難聴、膵炎などを発症する場合があります。. 他にも風邪だけで判断してしまうと、アレルギー性鼻炎や花粉症、副鼻腔炎の可能性を見逃してしまうかもしれません。当院は診療椅子に10倍の耳用高倍率顕微鏡・NBI搭載の電子内視鏡を揃え、耳・鼻・喉を動画で見せつつ説明、ご納得いただいた上できっちり治療いたします。. 睡眠時無呼吸症候群があると、ぐっすりと眠れないため、日中ボーッとして集中力や注意力が低下し、学習や遊びに集中できなくなります。また、睡眠中に分泌される成長ホルモンが十分に分泌されなくなり、心身の成長・発達に障害が起こります。. 鼓膜を観察すれば、ほぼ診断がつきますが、治療方針の決定のためには、聴力検査、ティンパノメトリー(鼓膜の動きやすさを調べる検査)、耳管機能検査、X線検査、内視鏡検査などが適宜必要です。鼓膜の落ち込みが激しいときは、真珠腫になっている疑いがあるため、CTによる検査が行われます。. いびきの原因は、鼻づまりだけとは限りません。前述した方法で鼻づまりが改善されてもいびきをかく場合には、別の原因が考えられます。さまざまな可能性を踏まえたうえで原因を追及し、治療を進めていくことが大切です。鼻づまり以外でいびきを引き起こす主な原因は、次の通りです。. まずは口腔内を観察し口蓋扁桃肥大の有無をチェックします。アデノイド増殖症の有無は、レントゲンもしくはファイバーを使用します。. 数多くの実績・経験がございます。安心してお任せください。. 鼻の中央部分には、鼻中隔という壁があり、左右の鼻腔を隔てています。鼻中隔軟骨の発達により、この鼻中隔が左右どちらかに大きく曲がっていると、空気の流れが滞ることで鼻づまりが起こりやすくなります。ただ、多くの人は鼻中隔が多少曲がっていますが、鼻づまりなどの症状がなく、日常生活に支障がなければ、特に問題はありません。. アデノイドの増殖や口蓋扁桃(こうがいへんとう)の肥大がいびきの原因となっている可能性があり、耳鼻咽喉(いんこう)科を受診されることをおすすめします。. お子さんのいびきが大きければ、積極的に手術をおすすめします。ただ、手術となると迷うご家族の方もいるかと思います。そんな時は、実際に手術を担当する市民病院などを受診し、意見を聞いてみましょう。ご希望があればいつでもご紹介いたします。. 副鼻腔炎による鼻づまりは、風邪を引き起こす細菌に感染すると起こりやすくなります。鼻水が、透明で水っぽい状態から、緑や黄色のネバネバとした状態に変わると、細菌に感染したことが分かります。ネバネバとした鼻水は細い鼻腔に詰まりやすく、鼻づまりの原因となります。. いびき、鼻づまりが原因で記憶力、思考力の低下をきたす場合は切除を選択!

鼻づまりが改善されてもいびきをかく場合は?. インフルエンザは風邪に比べて、突然高熱がでて、咳、鼻水は軽度のことが多いです。しかし、症状だけでは見わけがつかないこともあります。インフルエンザはクリニックで簡単に診断できます。しかし熱がでてすぐ検査した場合は、例えインフルエンザにかかっていても、検査が陰性のことはよくあります。12-24時間たつと、検査での陽性率が高くなりますので、発熱後12-24時間後の受診をお勧めしています。. 視診により、多くは診断がつきます。ケースにより、血液検査や尿検査、細菌検査などが行われます。. この病気が原因で起こる居眠り運転・交通事故などが問題となっています。. この時にお子さんの肩の上から保護者の腕を回して両腕で抱きしめるとお子さんの上半身がしっかりと固定されます。. ヒトメタニューモウイルスは、ウイルスの遺伝子も感染症の症状もRSウイルスに似ており、症状も見た目だけでは診断できません。検査キットで区別出来ます。. 2週間以上続く、黄色~緑色の鼻汁は細菌感染が疑われ、副鼻腔炎になっている可能性があります。.

大きな声を出したり、声帯に負担のかかる発声方法が、主な原因とされています。幼稚園児や小学校低学年の男児に多い病気です。. 大きないびきをかいたり、夜間に息がとまったりしている. また、睡眠中、息を吸うときにいびきとともに胸がへこんでしまう場合は、肺への空気の流入がかなり悪い状態といえます。. 子どもの睡眠時無呼吸症候群は、アデノイドや扁桃の肥大が気道をふさいでしまっている状態なので、手術によって肥大したアデノイドを切除し、扁桃を摘出することが第一選択の治療法です。これによって、無呼吸状態は著しく改善し、いびきはかかなくなります。.

ウイルスによる急性鼻副鼻腔炎のことです。短期間で治っていきますが、小さなお子さんは免疫力が弱く、風邪による鼻汁をほぼ毎月繰り返します。.

Tuesday, 07-May-24 01:25:10 UTC